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1 ：飛び出せ!!　釣り仲間φ ★：2007/08/02(木) 07:25:52 ID:???

三井住友フィナンシャルグループ（ＦＧ）は３１日、自己資金を株式や
ファンドなどに投資する「自己勘定投資」を今後３年間で約２兆円に
増やす方針を明らかにした。

邦銀で自己勘定投資が約２兆円にのぼるのは異例。

三井住友ＦＧは現在の投資額の約２倍に拡大することで、収益性の向上と
投資銀行業務の強化を図る。

世界経済の拡大に伴い、世界的な運用環境は急成長しており、欧米の投資銀行
や証券会社は自己勘定部門の投資割合を高めて収益を増やしている。

三井住友ＦＧには、自己勘定投資を増やすことで投資判断や能力を高め、
金融技術の高度化に対応する狙いもある。

自己勘定投資はプリンシパル・インベストメントと呼ばれる投資手法のひとつ。
Ｍ＆Ａ（企業の合併・買収）や不動産に直接投資しリスクを取ることで、通常
より高い利益を上げる。

三井住友ＦＧは株式・投資信託を中心に、投資を増やす。年２０～３０％の
利回りを目指すヘッジファンドへの投資も増やすほか、借り入れと資本の
中間的な資金提供法の「メザニン」、未公開株、資産担保証券、不動産
など多種多彩な投資も行う。

自己勘定投資は損失が発生するリスクも高いため、投資銀行部門と市場営業
部門、国際部門を横断する体制を整備し、リスク管理体制と金融技術を強化
する。

また、自己勘定投資で保有する株式や投信、不動産について、将来的には証券化
などで富裕層向けの金融商品として提供する「アセット回転型ビジネス」の
拡大につなげる。

より高いリスクをとりつつ、資本の効率的な運用につなげる。

三井住友ＦＧは０７～０９年度の中期経営計画で、個人や法人向けサービスなど
従来の本業に加え、自己勘定投資やアセット回転型ビジネス、投資銀行業務など
を成長分野として力を入れている。

超低金利下で個人・企業向け融資のみに頼るのではなく、直接投資など投資銀行
業務の強化で収益向上を図る必要があると判断した。

ニュースソース
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20070801k0000m020170000c.html