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1 ：窓際非国民(070712)φ ★：2007/06/15(金) 15:15:46 ID:???
キツネ：有料道路沿いで会社員と交流？　岐阜・高山

　岐阜県高山市西之一色町、会社員、高原俊夫さん（６２）が昨年１０月末の夜、仕事帰りに
車を走らせていた同県郡上市の有料道路沿いで、空腹を訴えるように座り込む１匹のキツネを
見つけた。キツネは高原さんが差し出したパンにむしゃぶりつき、元気を取り戻して山へ帰って
行った。以来、キツネは毎夜のように高原さんが通る時間に合わせて同じ場所に現れるように
なった。高原さんもキツネとの交流を楽しみにしている。

　高原さんは高山市から名古屋市までトラックで段ボールを運び、夜に帰宅するのが日常の仕事だ。
キツネが現れる場所を通るのは午後９時ごろ。仕事で帰りが遅くなってキツネに会えなかった日は
気がかりになり、近くの料金所の職員に「キツネは来ましたか」と尋ねる。職員から「トラックが
通るたびに何度ものぞきに来ていたよ」と聞くとホッとする。

　高原さんは「野生動物なのでそっとしておくのが一番と思うが、毎日、私を待っていてくれる
姿を見るといとおしくて」。いつも、自分の夜食用のパンをひと切れキツネのために残しておく。

　最初は雄だと思っていた。だが最近、好物のブドウパンを与えると、キツネは２本足で立って
喜びを表すようになり、雌だと分かった。

　今月に入って姿を見せない日が続いた。だが１２日夜からは、キツネはいつものように高原さんの
帰りを待っている。高原さんは「子どもを産んだのでは。そうだとしたら無事に子育てをして
ほしい」と話す。

毎日新聞【奈良正臣】　2007年6月15日　14時49分　（最終更新時間　6月15日　14時55分）

※画像※
毎日のように高原さんを迎えるキツネ＝岐阜県郡上市内で高原俊夫さん撮影
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/images/20070615k0000e040080000p_size6.jpg